大阪府吹田市議会議員 中本みちこ
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議会報告
◆2007年7月議会 個人質問 (要約)
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質問3:事務事業評価と事業仕分けについて
吹田市では、平成12年度より事務事業評価に取り組んでいるが、今年度で8年目を迎える。ここで、少し新たな方策を取り入れてみるべきではないか。
そこで、外部の目を入れる、そして公開の場で行う行政評価の仕組みとして、構想日本が提唱する事業仕分けという方法を提案する。

事業仕分けとは、個々具体的な事業について、自治体職員と市民や他の自治体の有志職員、経営者、NPO等の外部参加者が議論をしながら、その自治体の仕事がそもそも必要なのかどうか、必要だとしてだれが行うべきなのかなどについて評価をしていくものである。ルールは、
1 公開の場で行うこと。
2 事業の具体的な内容で判断すること。
3 現状を白紙にして、実施主体や法令、制度はひとまず置き「そもそも」から考えること。
4 民間なのか行政なのか、国、府、市、だれの仕事かを考え直すこと。
5 外の目を入れること。この五つである。

構想日本では、平成14年2月以来9県7市16の自治体で事業仕分け作業を行い、また、国レベルでも今後事業仕分けを実施することが閣議決定されている。
また、吹田市では、今年の1月10日、市政への助言事業として、構想日本の政策担当ディレクターの冨永氏を講師として招き、事業仕分けの意義や成果などを聞いたとのこと。

今回、構想日本の冨永氏を招いたねらい、目的はどこにあったのか、そして、それは達成されたのか、また、この助言事業に出席した職員の職階と人数を聞きたい。助言事業の開催回数、内容、その後、助言は生かされたのか、実施に結びついた具体的な内容についても聞きたい。(↓回答へ

まちづくり推進ポリシー136の10項目に、第三者による行政評価や外部監査の導入に取り組むとある。
この第三者による行政評価、公開での市民参画という点では、事業仕分けは市長の考えにかなり近いものではないかと考えるがどうか。(↓回答へ

構想日本が提案する第三者による行政評価の取り入れについて、早急に取り組むべきと考えるが、冨永氏の講演について、事業仕分けへの意見、吹田市で取り入れられる第三者による行政評価、外部監査の導入とは一体どのようなものか、また、いつから導入されるのか、聞きたい。(↓回答へ

事務事業評価の結果報告について、平成18年度報告からは事業費、所要人件費を含み、総事業費が示されており、市民ニーズ、市の財源で事業を行う理由、事業手段の最適性などについても記述されているが、目的達成度については、もともとの成果指標が記載されていないので、達成と書かれていても、それが妥当なのかどうかわからない。なぜ記載がないのか聞きたい。(↓回答へ





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回答3−1:政策推進総括監
平成18年度(2006年度)の市政への助言事業では、本市が目指す官による公共の独占から、みんなで支えるまちづくりの取り組み等の参考になればと、構想日本の政策担当ディレクターである冨永氏に事業仕分けの講演を依頼した。
この講演の参加者数は、特別職5人、部長級職員11人、次長級職員15人、課長級職員他26人の計57人である。
市政への助言事業は、平成13年度(2001年度)から実施しているが、平成18年度までで合計62回開催している。
例を挙げると、「自治基本条例について」、「千里ニュータウンのリデザインに寄せて」、「総合計画に求められる理念について」など、本市の施策、事業に直接かかわるテーマについて、専門家の助言、指導を受けている。


回答3−2:政策推進総括監
構想日本が提唱する事業仕分けは、行政サービスのそもそもの必要性や実施主体について議論し、不要、民間、市町村、国といったカテゴリー分けをする作業のことであり、まず、事業の要否について議論し、外部の者も参加し、公開の場で議論することが特色となっている。
本市では、情報共有、市民参画、協働を市民自治の運営原則とした自治基本条例のもと、みんなで支えるまちづくり、協創のまちづくりの推進を図っているところである。
このため市民と行政の役割分担の指針の策定に取り組み、これまで行政が直接実施してきた事業について、行政みずからが公的責任を明確にしながら、その事業を担う最適な主体はだれであるかという観点からの仕分けを行うことにより、自助、互助、公助の役割分担を見直していく。

 
回答3−2:市長
複雑で多様な社会の変化に柔軟に対応し、持続可能なまちづくりを推進するためには、自治体の再構築を図り、これまでの行政のあり方を見直し、市民と行政が責任と役割を分かち合うことが重要であると考えている。
そのため、これまで行政が独占していた事業を見直し、どのような事業を地域やNPO等他の主体に担ってもらえるかということについて、市民、事業者、行政の役割分担のあり方を検討しているところである。
そして、行政サービスを市場化するような単なる安上がりのアウトソーシングではない事業の仕分けについて、市民と協働のもとに行い、みんなで支えるまちづくりを推進していきたいと考えている。

回答3−3:政策推進総括監
外部監査制度は、平成10年(1998年)10月から施行された制度であり、地方公共団体が外部監査人と言われる当該団体の組織に属さない外部の専門的な知識を有するものとの契約により監査を受ける制度で、本市の場合、条例の制定により導入することができるものである。
監査機能の独立性、専門性及び透明性の強化に資することから、今後導入に向けての調査、研究を行っていきたいと考えている。

また、第三者評価による行政評価の導入については、本市が実施している行政評価の最小レベルである事務事業評価には、第三者評価はなじまないとの考えから、今後、第3次総合計画の進行管理ともあわせて、的確な評価ができる体制を含めた総合的な行政評価システムを整備する中で、第三者評価の導入についても、検討していたいと考えている。



回答3−4:政策推進総括監
平成18年度は、社会情勢の変化に伴い、市民ニーズが低下していないか、制度が社会情勢の変化に対応したものになっているか、当初の事業目的を達成しているにもかかわらず継続していないかなどの視点に重点を置いて2次評価を行ったことから、これらの視点をあらわす評価調書の項目を選択して公表したところである。
成果指標については、目的達成度を端的にあらわす指標の設定等に苦慮しているところであるが、成果指標など目的達成度の判断材料の公開を含めて、引き続き市民にとってわかりやすい評価結果の公表に努めていきたいと考えている。








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