大阪府吹田市議会議員 中本みちこ
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議会報告
◆2007年3月議会 代表質問 (要約)
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質問2:情報公開と市民参画について

市長は、この4年間、基本姿勢として市民参加・参画のまちづくりシステムの構築と市民自治の推進に努めたとされています。公を担うのは官だけではなく、民間も含めて担っていかなければならない時代となりました。NPOやボランティアの育成、地域コミュニティの育成を進めていかなければ本当の市民参画、公の担い手として機能することができません。
吹田市がどういう分野で公を担う民間を育てていきたいのか考えておくことも重要な問題だと考えます。

吹田市が目指す市民参画のあるべき姿とはどのようなものなのでしょうか。また、その観点から市民参画が進んだ点を具体的にお示しください。

今後、さらに本格的な市民参画を進めるという点では、情報公開、情報提供を進めることが基本です。
ホームページにも重要事項ですので、目立つところにボタンを作るなどして市民への理解を求める姿勢が必要と考えますが、いかがでしょうか。

また、事務事業評価についてもホームページ上で評価結果を見ることができますが、例えば評価B、成果コストともに最適とされているものの、費用は幾らかかったのか、成果はもともとどのように考えていたのか等がわからず、判断のしようがありません。
すべてに数値目標を用いることが困難であることは理解できますが、もう少し明確な公表の仕方があるのではないでしょうか。この点についていかがお考えか、お聞かせください。

さらに、市民参画を進めるためには、市の政策形成過程を市民に知らせていくことが必要であり、真の市民参画へ道を開くものと考えます。決まった政策に市民を参加させるだけでなく、市民意見がどのように取り入れられたのか、また、行政内部でどのような議論がなされて政策が決められているのか明らかにすべきと考えます。

これからは財政健全化において事業を選択していくときに、説明責任を果たすことが非常に重要と考えます。
政策決定過程を市民に公開することについていかがお考えでしょうか、お聞かせください。



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回答2−1:政策推進総括監
地方自治は、間接民主制が基本ではございますが、それを補完するものとして市民みずからが市政に参画し、意見を表明し、その意見を市政に反映させることで市民満足度の高い、より透明でわかりやすい市政を実現し、そして、市民と市が理解と協調で結ばれていく、そのような吹田市を築いてまいりますためにも市政への市民参画は必要であり、市民参画を抜きにした市政運営は考えられないものと認識をいたしております。
以上の認識のもと、各種審議会等委員への公募市民の選任、アジェンダ21の策定、推進。各種ワークショップの開催、そして、山田駅周辺まちづくり懇談会を初めとしますまちづくり懇談会の開催など、さまざまな形態の市民参画が実施されております。


 
 
 

回答2−2:財務部長
ホームページにおけるわかりやすい検索方法などにつきましては、関係する部局と協議、検討してまいりたいと考えております。
回答2−3:政策推進総括監
ホームページ上で概要として掲載いたします内容につきましては、これまでも見直しを行ってまいりましたが、何分事務事業数が平成17年度(2005年度)で596事業と多く、見やすいものとする上では掲載できる内容も限られてまいりますが、市民の皆様によりわかりやすいものとなりますよう、引き続き見直しを行ってまいりたいと考えております。
回答2−4:政策推進総括監
重要な政策について議論する会議に関しましては、その決定過程のすべてを公開できない場合もございますが、今後、どのような形で情報を提供することが可能かなどにつきまして検討してまいりたいと考えております。
 
質問2回目
市長が進められておられます、市民参画、これからますます進めなければならないという思いは同じであります。
その中でも、情報公開、また、情報提供のあり方が非常に重要になってくるというふうに考えます。財政状況が厳しい中で事業を選択していくそのときに、どういう政策決定過程があり、どういう事業選択が行われたのかということが、なるべく市民にわかりやすく説明ができる形で知らせていくということが、本当に基本になるのではないかというふうに感じております。
その意味でもこの政策決定過程の公開、情報をどこまで出していくかということに関しては、先進市においては、市長がかわられると同時に政策決定過程を公開していくということが行われております。ですから、これは首長、市長の権限によるものが大きいのだと感じています。

この8年間市長がトップダウンという形で強力に推し進められたと言えるのかどうか、この点に関して市長がどういうふうに進めてこられたのか、今現状が十分であるのかということについてお伺いしたいと思います。

先日も新聞を見ておりましたら、今後、国の方針としましても特別会計や第三セクターも含めて地方自治体の財政状況を明らかにしていかなければならないのではないかというような記事が載っておりました。
私も以前から、吹田市の土地開発公社に関してもその状況、それが吹田市民全体には知られていないのではないかということも指摘しておりますけれども、その連結での財政状況の公開ということに関しても、積極的に進めていかなければならないのではないかというふうに考えております。

財務部では、今後どう検討していかれるのでしょうか。もし現状でお答えできる範囲があれば、ぜひお答えいただきたいと思います。

 
回答2−1:政策推進総括監
情報共有というのは、市民参画、協働の大前提になるものと認識をいたしております。
したがいまして、市政に関する情報の共有化につきましても、大変重要なことと認識をいたしております。
まず、庁内においては、平成18年度(2006年度)に政策推進体制というのを中で整備をいたしております。その中で政策の決定、推進をいたしておりが、政策決定過程につきましては、そのすべてを今現在公開できているわけではございません。
また、一部できない場合もあろうと認識をしております。
ただ、その中におきましても、公開範囲の拡大に向けまして、今後、どのような形で情報提供が可能なのかということを不断に努めて、その拡大を図ってまいりたいというふうに考えております。
 
回答2−1:市長
私は、これまでから「見える、わかる、参加できる」という情報公開と市政への市民参加・参画を鋭意進めてまいりました。また、市民と行政がパートナーシップを形成し、互いに果たすべき役割と責任を確認しながら補完、協力し、立場の違いを認め合う中でともに切磋琢磨しつつ、育ち、育て合い、そして新しい公共を創出するという協働、協育、そして協創を市政に取り組む基本理念としてまいっております。
本年1月に施行いたしました市民自治の基本となるべき考え方やあり方を示した自治基本条例のもとに、今後とも市民の皆様とともに協創を目指す新しい時代の新しい地方自治の実現に向けまして取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
このため、情報の公開及び共有はその基礎となるものでございまして、今後、政策決定過程につきましても可能な限り公開する方向で検討してまいりたいと考えております。
 
回答2−2:財務部長
現在、既存の財政手法だけでは十分な当該団体の財政状況を、財政上の問題を把握しがたい問題が、さまざま出てまいっております。
そうしたことで、3月9日に、いわゆる地方財政健全化法案が閣議決定されまして国会に提出されたところでございます。そうした法案の中にも、財政健全化の新たな判断基準が提起されておるところでございます。
吹田市にとって、それらをさらに参考にしながら適切に財政状況の実態を把握できる、こうした財政手法等についても研究をしてまいりたいと考えております。
そうしたものを踏まえながら、市民の皆様に、あるいは議会の方に本市の抱える財政上の課題、問題について十分御説明ができるように努力をしてまいりたいと考えております。

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