大阪府吹田市議会議員 中本みちこ
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議会報告
◆2007年3月議会 代表質問 (全文)
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質問3:環境とごみの減量について
次に、環境、ごみの減量についてお伺いいたします。
先日、ゴア元副大統領が地球温暖化に警鐘を鳴らし、世界でプレゼンテーションを行う姿を映像にした映画「不都合な真実」を見ました。
地球温暖化については知識としてわかっていても、非常に衝撃的な内容でした。やはり、環境問題への取り組みは個人としても、そして、行政課題としても継続的に取り組まなければならない問題であり、私たちの行動が即、地球温暖化に影響を与えているのだと感じました。そして、政治の影響が大きなものであるということも改めて感じた次第です。

さて、この4年間、環境・ごみ減量の問題についてはお聞きしてまいりました。生ごみしゃべり場、生ごみ119番救助隊の設置や講習会内容の改良、また、イベントのごみゼロへの取り組みなど、担当者がこつこつと努力されてきたことは高く評価しております。しかし、廃棄物減量等推進審議会でも大きな課題として挙げられた無償ごみ袋の配布の廃止、大型ごみの申し込み制度への移行など、さらにごみ減量への施策には取り組まれていません。平成19年度に向けて、これらはどう検討されたのか、お聞かせください。

事業系廃棄物では、多量排出事業者の対象が月間排出量5tから2tになりました。対象を広げたことで廃棄物の減量につながったのか、取り組みと効果をお聞かせください。

また、アジェンダ21を市民参画で策定し、その実行に向け継続的な活動が行われております。2月に千里リサイクルプラザの市民研究員として連続講座「マイバックからはじめよう!環境にやさしいお買い物」レジ袋削減への挑戦!に参加させていただきました。イオン株式会社上山氏の講演と市民研究員によるワークショップが行われました。上山氏の話で、京都市でレジ袋有料化を全国で初めて行った経緯についてお聞きし、非常に参考になりました。
さきの「不都合な真実」の映画の最後に、私にできる10のことというテロップが流れるのですが、日本語版では、その一つにレジ袋を断りましょう、エコバッグを使いましょうという項目がありました。京都のお店でレジ袋の有料化が可能だったのは、市民と行政の話し合いが何度もあり協力体制ができていたことが大きいとおっしゃっていました。

お話をお聞きしていて、吹田市でも行政と市民のパートナーシップはできており、これは吹田でも先進的に実現できるのではと感じました。担当部の方も御出席でしたが、この話をどう思われたでしょうか。アジェンダ21、そして、千里リサイクルプラザで取り組む事項として最適のように思いましたが、今後の方策などありましたらお聞かせください。

最後に、吹田市青少年野外活動センターの建てかえ方針を読ませていただきました。未来のこどもたちへと題された内容は、同センターを環境教育のフィールドセンターとして将来の世代に引き継いでいく姿勢が明確です。
吹田のように市街化された都市にあって、とても貴重な里山を、その土地にあった在来種の木々で育成していく姿勢はすばらしいと思います。
センターの建物にも、環境の視点でさまざまな設備を取り入れるとのことです。少しコストや時間はかかっても、環境への取り組みとして息長く市民とともにつくり上げていく地球規模の環境への取り組みとして大いに期待するところですが、担当部のこの事業に取り組む意気込みをお聞かせください。



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回答3−1:環境部長
まず、平成19年度(2007年度)に向けたさらなるごみ減量施策の検討についてでございますが、廃棄物減量等推進審議会の答申を踏まえ、昨年3月に策定いたしました「みんなで進めるすいたごみプラン(吹田市一般廃棄物処理基本計画)」において、ごみ袋の無料配布の見直しの検討や大型ごみ、臨時ごみの電話申し込み制の導入などを含めた循環型社会構築に向けた基本施策を掲げ、部内で組織いたしております循環型社会推進会議において取り組みを検討しているところでございます。
なお、今年度は環境教育・学習の充実の新たな取り組みとして、採用間もない教員への研修を実施し、また、生ごみ堆肥化を普及するための取り組みとして、生ごみ堆肥化119番や財団法人千里リサイクルプラザと協働して、生ごみ堆肥化Q&A集の作成に取り組みました。平成19年度(2007年度)におきましても、基本施策のさらなる推進に取り組んでまいりたいと考えております。
回答3−2:環境部長
次に、事業系ごみ減量施策に係る多量排出占有者への取り組みについてでございますが、対象を平成15年度(2003年度)より毎月5t以上の一般廃棄物を排出する事業者から毎月2t以上の事業者に拡大することにより指導を強化してまいりました。
対象事業者は、平成15年度(2003年度)の368事業者から平成18年度(2006年度)は225事業者と、この間の指導等により大幅に減っており、対象事業者でのごみ減量・資源化の取り組みの成果が上がったと考えておるところでございます。
事業者の取り組みにより、事業系ごみの排出量も年々減少しており、ピーク時の平成12年度(2000年度)と比較いたしますと、約11%の減量となっております。
回答3−3:環境部長
次に、レジ袋削減・マイバッグ持参運動に関する取り組みについてでございますが、アジェンダ21すいたが主催されました連続講座「マイバックからはじめよう!環境にやさしいお買い物」の第2回目の講座、レジ袋削減への挑戦!で、議員御指摘のとおり、イオン株式会社が京都市内の店舗でレジ袋有料化に取り組まれた経緯を担当職員も出席して伺ってまいりました。
実現に至ったのは、事業者、市民団体及び行政との息の長い継続的な話し合いを通してのお互いの協力体制が実を結んだことであり、本市においても行政と市民とのパートナーシップをより緊密にし、スーパーなどの事業者との信頼関係や協力体制の構築がこういった運動の推進に欠かせないものと考えております。
昨年6月、環境月間の一環といたしまして、市民、スーパー、行政の3者による取り組みといたしまして市内のスーパー9店舗でレジ袋削減、マイバッグの普及を呼びかけた店頭キャンペーンを実施いたしました。
来年度には、アジェンダ21すいた資源部会がスーパー店頭でのレジ袋削減・マイバッグ持参運動を計画されており、資源部会、財団法人千里リサイクルプラザ研究所並びに行政の3者が協働して取り組んでいくこととし、先日も3者で運動推進に向けた会議を開催したところでございます。
アジェンダ21すいた、財団法人千里リサイクルプラザ、市内スーパー及び行政がお互いに協働してスーパー店頭でのレジ袋削減・マイバッグ持参キャンペーンを推進してまいりたいと考えております。
以上、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。

回答3−4:社会教育部長
まず、青少年野外活動センター再整備事業についてでございますが、本センターは市内に残された貴重な自然の中にあります。近年周辺環境の悪化とともに、センター内の自然も危機的状況になったことから、本センターの再整備は、建物や施設の整備だけでなくセンター内の自然環境を保全する観点からも取り組むため、市民と行政が協働して作成いたしました未来のこどもたちへのプレゼントという基本計画に沿い、作業が進められております。
基本計画では、従来の野外活動とともに自然体験学習ができる施設づくりを目指し、センター全体を環境教育のフィールドセンターとして位置づけ、ハード面においては環境共生型とし、ユニバーサルデザインにも配慮し地球環境保全を視野に入れた省エネ、省資源に配慮したものを目指しております。

また、センター内の自然環境保全につきましても、行政、市民、自然環境保護団体や学識経験者の協力のもとに策定されました千里の森とともにという自然環境保全計画を指針として保全作業を始めてまいります。千里の里山再生を基本理念といたしまして、人と自然が共存共栄する雑木林、人が生活の糧として共生してきた千里丘陵の生活の原点に戻り、所内で採取したドングリを育てるなど、この施設を利用する子供たちや市民の方々とともに里山づくりを継続的に行っていく所存でございます。利用者一人一人が、野外活動センターに愛着を持ち、自然が育つことに喜びの心が生まれ、環境保全を願う心に発展していくことを願っております。





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