大阪府吹田市議会議員 中本みちこ
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議会報告
◆2005年9月議会 個人質問 (全文)
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質問3:博物館の活性化について
一昨年の10月、また、昨年12月の質問の折、博物館の活性化についてお聞きしました。ことしの春季特別展での市民との協働、市民により博物館を盛り上げる会が立ち上げられ、さらに、来年春の千里ニュータウン展といった特別展への展示にも市民委員を公募され35名が参加されており、努力されていることは大いに評価いたします。だからこそ、博物館に興味も思いもある市民の方々と話していて、博物館の職員の方々は、一歩踏み込んで一度博物館の使命や展示内容を真剣に市民と考え直してはどうかと感じるのです。

以前、私の質問に、吹田市立博物館の使命は地域文化財の保存と活用とお答えになりました。設立から13年が経過した今でもその役割に変化は求められていないのでしょうか、この点に関して、市民はどのような意見をお持ちなのか、聞いたことがあるのでしょうか、お聞かせください。(↓回答へ
 
また、以前、博物館の評価を一度行うべきではないかと質問いたしましたところ、全国的な評価基準の設定作業がなされているが、博物館の設備、事業、活動内容が千差万別のため評価基準や目標設定が難しいと聞いているとの御答弁がありました。
では、吹田市独立の博物館の評価ポイントを設定し、それに準じて評価を行えばよいと考えるのですが、いかがでしょうか。そろそろ来年度の予算策定を進められる時期と考えます。

そこでお聞きします。
今後、博物館がどのような意図を持って将来の展望を描いているのかを考えた上で来年度の展示計画、5年間等の中期計画などを策定されることが必要と考えます。これは以前にも申し上げたことですので、中期計画については検討されていることと思いますが、将来の展望及び来年度以降の博物館の進む方向性と中期計画の策定状況についてもお聞かせください。(↓回答へ
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回答3−1:社会教育部長
博物館の使命につきましては、長年にわたる地域の文化財を調査し収集して保存、継承し、その資料を一般市民に供することによりまして、将来の文化の創造に寄与する機関と考えております。
近年は、収集された資料を保存、公開するだけでなく、市民がそれをどのように活用するかという点について市民のニーズの高まりが見られ、当博物館でも資料の展示、公開を行いますとともに、各種の講座、トーク、出前授業、体験学習などを行うなど市民の要望に対応しております。今後とも、市民との協働という視点に立ちまして、資料をわかりやすく示し、活用し、多くの市民に利用していただく施設として運営していかなければならないと認識しております。
次に、市民の意見についての把握でございますが、博物館の活性化を考える市民会議の皆様やすいたシニア環境大学の皆様との意見交換や、博物館トーク、特別展を初めとする展示事業の際にはアンケートをとっているところでございます。アンケートでは、春の特別展については、わかりやすく楽しめていい展示であったという声がありました。また、展示は子供にも理解できるよう易しい内容を求める声やグッズ販売などを求める声もありました。
このような御意見につきましては、学芸員はもちろん、博物館ボランティアの皆様にも報告し、小学生向けのパンフや触れる展示など、次の企画に反映させる工夫をいたしております。
回答3−2:社会教育部長

事業の評価ですが、市町村立の博物館での評価設定はなかなか難しく、どのような数値目標で表現するかについて多くの館で模索しております。その中、当博物館も入館者数だけではなく、市民参加度を図る方法として、来館者へのアンケートを初め、ボランティアの募集や、事業への市民参画などに取り組んでいるところでございます。
博物館の将来展望でございますが、開館10年を起点に博物館の活性化に向けまして、市民の皆様から市民会議提言をまとめていただき、博物館協議会からは協議会答申をいただき、現在は、その実現のために地域との連携や事業への市民参画を進め、児童を含め多くの市民が感動をもって学習成果を得られるよう体験学習を導入するなど、各事業の取り組みに工夫を加え、今春の特別展では、館長みずから市民の声に耳を傾け、ボランティアあるいは博物館を盛り上げる市民有志の協力を得まして、成功裏に終わらせることができました。
さらに、来春の展示では、公募市民によります実行委員会が展示を提案するという市民参画のさらに進んだ展示の準備が既に始まっており、学芸員と市民との協働で博物館運営に取り組んでおります。
これからの展示や事業につきましては、学芸員が中世史、現代史や考古学などの分野の展示構想を順次進めますとともに、市民との協働を基点に据えまして、中期的な視野に立ち博物館のあり方を考えてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。

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